一眼カメラの写真データのバックアップ方法!外付けHDDやクラウドどれが安全?

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写真データのバックアップ方法 カメラ基礎知識

一眼カメラで撮影した写真データのバックアップはしていますか?パソコン内に保存しているという方が多いと思いますが、もしパソコンが壊れた時の事を考えるとそれだけでは不十分です。

撮れば撮るほど写真データは溜まり、高画素カメラの場合は容量がかなりかさんでしまいますが、万が一に備えて大切な写真を消失しないように、日ごろからバックアップ対策しておくことが重要です。

今回は、大事な写真データのおすすめのバックアップ方法をご紹介します。

写真データのバックアップ基礎知識

写真データを消失する事例

  • パソコンやHDDやSSDなどの記録媒体が壊れる
  • 誤操作で削除
  • SDカードの紛失
  • 盗難
  • 災害

パソコンだけでは不十分

基本的にパソコンに写真データを保存しているから大丈夫!と思っていても、ある程度年数が経ったパソコンは突然壊れてしまう可能性があり、最悪の場合は、写真データが取り出せなくなる危険性があります。

また、パソコンの容量にも限界があり、一眼カメラで写真を頻繁に撮影する人だとあっという間に容量がいっぱいになって写真データを保存できなくなる以外にも、パソコンのパフォーマンス低下などの弊害も出てきます。

パソコンに負担をかけない為にも、パソコン内に保存する写真データは出来るだけ少なくして、別の場所にバックアップをしておくと言った対策が必要です。

撮影後は必ずバックアップ

問題が起きてからでは遅いので、写真データのバックアップは出来るだけ早めにすることが重要です。撮影した後、パソコンでSDカードを読み込み写真を確認をすると思いますが、その時一緒に写真データのバックアップをするように習慣づけしておくと安心です。

現像ソフトのLightroomで写真を読み込めば、指定した場所に自動的に写真データをコピーし保存してくれるので非常に便利です。

SDカードだけに写真データを溜め込むのは非常に危険です!カメラやPCの誤操作で全部消去してしまったり、紛失する恐れもあります。

不要な写真は出来るだけ削除

たくさん撮影すると中にはピンボケしていたり、白とびや黒つぶれして使い物にならない失敗写真が含まれてしまいます。Rawファイルで撮影している場合は、ファイルサイズが大きくなるので、そういった不要な写真は保管していても容量の無駄使いになってしまうので、できるだけ削除しましょう。

データ保管場所は2か所以上に!

パソコン以外の別の場所に写真データを保管して2重、3重でバックアップしておくことが重要です。

パソコンが壊れる以外にも、火事などの災害や泥棒などの盗難も起こりうる為、できるだけ写真データは1ヵ所に集中させずに保管場所を2か所以上に分散させておくと、万が一の時でも、リスクを最小限に食い止めることができます。

データ復旧ソフトは過信しない

消してしまったデータを復旧できるソフトウェアがありますが、全部のファイルを完全に復旧できるわけではなく、復旧できるファイルの方が少ないと思っていた方が良いかと思います。

外付けHDDでバックアップする方法

写真データをバックアップする方法で一番おすすめなのが外付けHDDです。外付けのポータブルHDDなら様々な容量がラインナップされ2TBで8万円前後、4TBで1万5千円前後とコスパ面でも優れていて、比較的書き込みスピードも速いので写真データを簡単にバックアップすることができます。

外付けHDDなら大容量タイプでも比較的安価なので容量をあまり気にせず使え、一眼カメラで頻繁に写真を撮る人やRaw保存する人に向いています。

一番のおすすめは、3年間の無償データ復旧(1回まで)サービスがあるSeagate社の外付HDDです。購入してから3年以内であれば、万が一故障してデータにアクセス不能になっても、無償でデータを復旧して新しい製品と交換してくれると言う神的サービスで安心です。

ある程度有名なメーカーを選ぶのは当然ですが、保証期間の長い製品であったり、復旧サービスがあるほうが安心です。

操作は簡単なドラッグ&ドロップ

外付けHDDは、操作も簡単で、USB接続してドラッグ&ドロップでコピーするだけなので、PCが苦手な人でも手軽に使うことができます。

2台のHDDでバックアップするのが安心

外付けHDDもPC同様に半永久的に使えるわけではなく、衝撃にも弱いという欠点があり壊れる可能性があるので、1台では不十分です。必ず2台以上でバックアップし、保管場所もそれぞれ別の場所にすることで、できる限りのリスクを回避できます。

外付けSSDでバックアップする方法

外付けのSSD(Solid State Drive:ソリッドステートドライブ)は、基本的には外付けHDDとバックアップ方法は同じで、USB接続してドラッグ&ドロップでコピーするだけOKです。

金銭的に余裕があれば外付けSSDがおすすめ

外付けのSSDなら、HDDと同様に大容量の写真データを保管しておくことができますが、HDDと比べるとやや値段が高くなってしまいますが、読み書きが高速なのでストレスなく快適に作業ができ、衝撃にも強いといった利点もあります。また、SSDは耐久性の面でもHDDよりも長いので、5年間のメーカー保証があるのも魅力です。

クラウドストレージでバックアップする方法

GoogleドライブやマイクロソフトのOneDrive、Amazon Drive、DropBoxなどクラウドのストレージに写真データをバックアップするという方法があります。クラウドストレージは、ネット上にあるサーバーにデータを保管しておくので、ネット環境があれば、どこからでも写真データにアクセスが出来るので便利です。

無料でも5GB前後の容量が使えて、有料会員ならさらに大容量のストレージを使うことができます。ちなみにAmazonプライム会員ならAmazon Photosが無制限で利用可能です。

クラウドストレージは、容量に余裕がないのであまり頻繁に写真を撮らない人やRaw保存しない人に向いています。また、厳選した大事な写真データだけをクラウドストレージにバックアップとし保存しておくと言った使い方もおすすめです。

クラウドストレージのメリット

クラウドストレージに写真データをバックアップする最大のメリットは物理的に全く違う場所に保管するので、パソコン内の写真を誤って削除してしまったり、自身の災害や盗難にあった場合でも、クラウド上の写真データが削除されるわけではないので、損失するリスクを回避できます。

専用アプリをインストールしてパソコンと同期させれば、フォルダにコピー&ペーストするだけの簡単操作で写真データのバックアップが行えます。

クラウドストレージのデメリット

クラウドストレージのデメリットは容量にある程度の制限があり、有料の場合は、毎月お金がかかるという点で長期的に考えると割高になります。更に重たい写真データをアップロードやダウンロードするのに時間がかかるというのもバックアップ作業に手間がかかってしまいます。

また、データ流出の可能性や突然のサービス終了など絶対ないとは言い切れないリスクもあります。

まとめ

せっかく長い年月をかけて撮りためた写真データがあっという間に無くなってしまうことも在りうるので、万が一に備えて写真データをバックアップするのは不可欠です。絶対安全なデータのバックアップ方法はないので、2重、3重の対策をしておくことが重要です。