大判のアクリル印刷は良い感じ!撮影した天の川のパノラマ写真で試してみた

天の川のパノラマ写真をアクリル印刷カメラ基礎知識

自分で撮影した写真を大きく印刷して部屋に飾ってみたいと思ったことはありませんか? 大判のアクリル印刷なら滑らかな表面とツルツルとした光沢で高級感のある仕上がりになるのでおすすめです。5ミリほどの厚さの透明なアクリル板に好きな写真を印刷してインテリアとして自分の部屋に飾ったりできます。

今回は自分で撮影した写真を実際にアクリル印刷の注文してみたので、その仕上がり具合をレビューしたいと思います。

写真のアクリル印刷とは?

アクリル印刷とは、厚さ5ミリ前後の透明のアクリル板の裏面に写真を印刷した薄いフィルムを張り付けるタイプのものや、直接アクリル板に印刷するタイプのものなど、何種類か方法があります。

アクリル印刷の特徴は、アクリル板の厚みによる奥行き感、滑らかな表面とツルツルとした光沢で高級感のある仕上がりになり、パネル印刷のような安っぽい感じにはなりません。

また、印刷面がアクリル板で保護されている為、印刷の剥がれや傷が付きにくく、水などにも強く劣化しにくいと言ったメリットもあります。

実際の大判アクリル印刷の仕上がり具合

今回注文したアクリル印刷のサイズは、30×60センチの横長のパノラマです。料金は送料を含めて約90ドル、日本円にして7000円位です。

注文したウェブサイト⇒ https://www.canvasfactory.co.nz

このCanvas Factoryは色々な国で展開していて日本語対応ではありませんが、世界各国に発送してくれるようです。アクリル印刷はもちろん、キャンバスプリントやアルミ板などにも印刷ができ、正方形、長方形、パノラマ等、サイズのラインナップが日本に比べると非常に豊富なのが魅力です。

注文後、1週間から10日位はかかると思ってたら、3日位で届いたのでびっくりです!その速さの理由は、ニュージーランドのオークランド市内で印刷していたからでした。

実際手にしてみてもう少し大きくても良かったかなぁと言った印象です。もう少し大きい40×80センチや、比率が1:3のもっと細長い30×90センチなどのチョイスもありましたが料金が一気に倍近くになるので、とりあえず、初回のお試しと言う事で小さいサイズにしておきました。

仕上がり具合は、まずまずのクオリティでほぼ満足です。発色も問題なく、高解像度で印刷してあるので間近で見てもディテールが再現されていて、アクリル印刷の高級感と見事にマッチしてます。

アクリル印刷の現物

アクリル印刷30×60センチのサイズ感

アクリル板の厚さは6ミリで結構な重量感があります。裏側にアルミ製のL字型のフックが付いていて、壁側にも付属のアルミ製のフックを取り付ければ、壁にかけることも出来ます。

6ミリの厚さのアクリル板

アクリル板の厚さは6ミリでずっしりとした重さ

アルミ製のフック付き

アルミ製のフックで壁にかけることも可能

海外でのアクリル印刷には注意が必要

実は満足いくクオリティのアクリル印刷が仕上がるまでに3度ほど注文しなおしました。1社目と2社目共に、ビックリするほどクオリティが雑過ぎて全額返金してもらった経緯があります。

日本では考えられないような仕事の雑さが海外では当たり前のように起こります。もちろんちゃんとした仕事をする人たちも沢山いるのですが、その見極めが難しいのです。

アクリル印刷だけでなく印刷全般に言える事ですが、日本と同じレベルの品質を望むのは難しいのである程度の妥協は必要になります。

出来るだけ注文する前に細かな点を確認して、返金保証してくれるところを選ぶのが重要です。

今回、海外のアクリル印刷を注文して学んだこと、

  1. ウェブ検索で上位&ホームページの綺麗さ=印刷品質が良い、とは限らない
  2. 印刷工場がどこの国なのかを確認した方が良い

雑過ぎる仕上がり

最初にアクリル印刷を注文したのは、『Canvas Champ』という会社でインターネットで検索すると常に上位に出てきてアメリカ、カナダ、イギリス等にも数か国でも展開しているそこそこ有名な会社で、ホームページの見た目も綺麗で安心感も出ていました。

しかし、メールでの対応は早いものの、商品が届くのに1か月以上かかり、しかも品質が最悪でした。

まず目に付いたのが、印刷面の一部がしっかりとインクが乗っておらず一目で認識できるような印刷ミス。そして、裏側を見ると、アクリル板と印刷されたフィルムの間に空気が入っていて、更にアクリル板の角の一部が欠けていて、誰がどう見ても失敗作のような状態でした。

もちろん直ぐに連絡をして、全額返金してもらいました。

Canvas Champは、色々な国で受注はするものの、印刷工場はインドにあるようで、発送もインドから直接ニュージーランドへ届きました。おそらく比較的人件費の安いインドの印刷工場と提携しているようですが、品質管理が全くできてないようです。

ネットで上では『商品の配送が遅い』、『品質が悪い』と言ったレビューが多いようです。

明らかなミスと発色の悪さ

2回目のアクリル印刷を注文したのは、ウェブサイトのドメインがco.nzになっていたので、ニュージーランド国内で印刷するのかなぁと思い注文したところ、中国本土から発送されてきました。品物が届いたのが注文してから2週間位でした。速さは普通です、まぁ海外ではこんなものです。

封を開ける前に、手に取った感じが以上に軽かったので、何かおかしいなと思って開けてみると、何と中身は『キャンバスプリント』でした!注文したのは間違いなくアクリル印刷なんですけど…。

急いでアクリル印刷を送るように連絡したら直ぐに対応はしてくれました。ついでに間違って送ってきたキャンバスプリントの解像度が100dpi位しかない残念な仕上がりだったので『アクリル印刷は絶対に高解像度で印刷するように』と念を押しておきました。

その後、1週間ほど経っても連絡がこないのでメールしてみると、印刷機のトラブルでアクリルに正確な色が出ないのでもう少し待ってくれといった内容で、スマホで撮った証拠写真を一緒に添付してきました。写真を見ると、確かに空の色が紫色になり元の色とは全く違うものでした。

その10日後にようやく商品が届いたのですが…、写真全体が青みがかった変な色のアクリル印刷でした。確かに最初の紫色よりは良くはなってるけど…。

しかも、解像度が100dpi位しかなくぼんやりした感じで最低のクオリティ。念を押して高解像度でお願いしてたのに、非常に残念でした。アクリル印刷では解像度も非常に重要な要素です。

クオリティに満足いかなかったら返金保証をすると謳っていたので、結局、2社目も全額返金してもらいました。

まとめ

海外ではアクリル印刷はもちろん、キャンバス印刷もポピュラーで色々なサイズに対応しているので、自分で撮影したお気に入りの写真を大きなサイズに印刷して楽しむことができます。

日本での大判印刷となると、ポスターやパネル、キャンバス印刷が一般的ですが、サイズが定型で選択肢が少ないのが少し残念です。

日本国内でも比較的大きいサイズのアクリル印刷をしてくれるところがあるようなので、もし興味があれば注文してみてはいかがでしょうか?海外の印刷より値段は高めですが、安心できる品質だと思います。

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ニュージーランド在住の写真家&グラフィックデザイナー。ニュージーランドの息をのむほど美しい絶景と空一面に広がる風景写真、星空と天の川の星景写真を中心に撮影。写真やカメラに関する情報をわかりやすく解説し発信しています。

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