霧で発生したオークランドの雲海と夜景のコラボが絶景すぎる

ニュージーランドでも絶景の雲海夜景が見れます。しかもオークランドの中心部から車でわずか10分程度のマウントイーデンという小高い丘です。

今週、オークランドでは2日連続で霧が発生したのでちょっと早起きをしてマウントイーデンへ雲海夜景を撮りに行ってきました。冬のこの時期は夜明けが7:30前後と言うこともあり、それほど頑張って早起きしなくてもいいですね。

標高196mのマウントイーデンからの雲海夜景が絶景！

オークランドには死火山の小高い丘が数多く点在していて、中でもマウントイーデン（Mt Eden）は、中心部から車で10分程度の所にある、オークランドの街並みが一望できる人気の絶景スポットです。マウントイーデンの標高はわずか196mですが、スカイタワーが間近に見え、遠くにはハーバーブリッジ、ランギトト島やワンツリーヒルと言った、オークランドの主要ランドマークを見渡すことができます。

ということで、霧発生1日目にマウントイーデンに行ったものの、霧が濃すぎて山頂付近も霧で覆われて景色が全く見えず、暫く待っていたのですが晴れる気配もなく、この日は断念し違う場所へ移動しました。

しかし、霧発生2日目に再度マウントイーデンへ行くと山頂付近は若干霧が発生しているものの、時々霧が晴れると雲海夜景の絶景が広がっていました。夜明け前の霧で覆われたオークランドの街灯がソフトフィルターのような柔らかい光となり、幻想的な雲海夜景を創っていました。

この日は、風向きの影響でスカイタワーが霧に覆われやすく、中々雲海から顔を出すことがありませんでしたが、何とかスカイタワーと雲海のコラボを数枚撮ることができました。

現在マウントイーデンは、車の乗り入れが禁止され、麓の駐車場に車を止め山頂までは徒歩でのアクセスになります。もちろん雲海夜景を見るには夜明け前の早朝に限定されるので、公共交通機関で行く事は難しいので、車で行くしかありません。

雲海や霧のオークランドは幻想的で魅力が盛りだくさん

霧発生1日目はマウントイーデンを諦め、対岸のデボンポートと言う所にあるNorth Headという丘（標高50m）へ行き、霧のかかるランギトト島（標高260m）を撮影してきました。このNorth Headは、海を挟んだ対岸からオークランドの中心部を見ることのできる絶景スポットの一つで、すぐ近くにあるマウントビクトリア（標高87m）という丘も人気です。運が良ければ、ここでも雲海夜景が見れるかもしれません。

オークランドは霧が発生しやすい地形？

霧が発生する条件としては色々あるようですが、昼夜の寒暖差の激しい冬の時期に、海に囲まれているオークランドは海面から発生した霧に覆われることが多いようです。

今年の冬のオークランドは霧の発生率が例年に比べて高いような気がします。しかも濃いめの霧で、日の出後3時間ほど経っても晴れない時もあったりします。

小高い丘が点在するオークランドには、雲海夜景の絶景が見れる知られていないスポットがまだまだあるかもしれません。