Nik Collection 9レビュー!AIマスク機能で更に進化した写真編集プラグイン

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Nik Collection 9レビュー!AIマスク機能で更に進化した写真編集プラグイン カメラ・機材

海外で人気の写真編集には欠かせないPhotoshop用プラグインの最新バージョンDxO Nik Collection 9が2026年4月21日にリリースされました。

DxO Nik Collectionは、写真編集をよりクリエイティブかつ効率的にする特化したツールで、色調補正はもちろんですが、モノクロ化やHDR、アナログ風加工など、写真の仕上げに必要な機能がすべて揃っています。

今回はバージョンアップした写真レタッチプラグインDxO Nik Collection 9の新機能や主な特徴を作例と共にレビューします。

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Nik Collectionとは?

DxO-Nik Collection 9とは?

DxO Nik Collectionは、写真を更に魅力的に仕上げるための特化した7種類のツールをまとめたプラグイン集です、手間のかかる複雑なレタッチを直感的な操作で実現できるのが最大の特徴です。プロっぽい写真に一発で仕上げられるフィルターや調整ツールが数多く用意されています。

DxO Nik Collectionは、Adobe PhotoshopやLightroom Classic、DxO PhotoLab、Affinity Photoなどの写真編集ソフトウェアのレタッチ用プラグインとして使用でき、またスタンドアローンの単体でも起動可能ですが、Photoshopと組み合わせることでNik Collectionの真価を発揮します。

Nik Collectionのワークフローとしては、基本的なレタッチはLightroomやPhotoshopで行い、最後の仕上げにNik Collectionで個性や深みを加えるのが典型的な使い方です。今までとは違った雰囲気の写真に仕上げたい場合は非常に有効な手段になります。

Nik Collectionでできる事

Nik Collectionで何ができるかと言うと、Photoshopを駆使して行う複雑なエフェクトを、プレビューを見ながらスライダーを直感的に調整するだけの簡単操作で写真のレタッチが完結します。初心者だけでなく上級者の写真家が使用しても満足できる高機能で多彩なエフェクトが用意されています。

例えば、ディテール強調、コントラストの微調整、色被り除去、ソフトフォーカスなどのエフェクトが数個のスライダーで調整できて、様々なエフェクトを複合することで、独創的な仕上がりにすることができます。

DxO Nik Collectionでできる事

またNik Collectionにはプリセットが多数用意されているので、ワンクリックで瞬時に写真の雰囲気を変化させることができるのも特徴で、毎回同じようなエフェクトを使う場合は独自のプリセットを作ることで時短効果も期待できます。

Nik Collectionに含まれる7種類のプラグイン

Nik Collectionに含まれる7種類のプラグインは以下になります。

  1. Nik Color Efex:写真レタッチ
    写真に様々な効果を簡単に加える事が可能の一番使用頻度が高いプラグイン
    60種類以上のエフェクトがある
  2. Nik Silver Efex:モノクロ加工
    カラーの写真をモノクロ加工する為に特化したプラグイン
  3. Nik Analog Efex:アナログ風加工
    デジタル写真を昔のレトロなアナログ風に簡単に加工できるプラグイン
  4. Nik Viveza:色調補正
    色調を細かく調整するプラグイン
  5. Nik Dfine:ノイズ軽減
    写真のザラザラした高感度ノイズを軽減させるプラグイン
  6. Nik Sharpener:シャープネス
    写真のシャープネスをウェブ用や印刷用など用途別に細かく調整するプラグイン
  7. Nik HDR Efex:HDR加工
    複数枚の写真をHDR合成したり、1枚の写真をHDR風に加工するプラグイン
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Nik Collection 9の主な新機能

AI深度マスク

Nik Collection 9で新たに追加されたAI深度マスクは、深度データがない画像でも、AIが画像を分析し自動的に深度マップを生成し、距離に基づいたマスク範囲を選択することができます。

DxO Nik Collection 9のAI深度マスク

各フィルターパネル下部の『部分調整を追加』をクリックすると、マスク設定のパネルが開くので、【深度マスクAI】で自動的にマスク領域を選択することができます。マスクをかけたい部分にカーソルを合わせると、マスク領域が半透明の赤色に自動的に変化します。

AI深度マスクのパネル

深度マスクを追加した後でも、深度範囲は変更可能で、マスクオプションにある直感的なスライダーを動かすことで境界のぼかし具合を微調整することができます。スライダーの左が近距離、右が遠距離になります。

AI深度マスクの範囲をスライダーで微調整

AI深度マスクの範囲をスライダーで微調整することが可能

DxO Nik Collection 9のAI深度マスク

深度マスクの範囲の微調整も自由自在

AI自動選択マスク

Nik Collection 9で追加されたAI自動選択マスクは、AIが画像を分析して、自動的にオブジェクトを選択し、特定の箇所だけにマスクを生成することが可能になります。

DxO Nik Collection 9のAI自動選択マスク

オブジェクトや空などAIが自動的に選択

各フィルターパネルの下部の「部分調整を追加」をクリックすると、マスク設定のパネルが開くので、自動選択の【オブジェクトの選択AI】もしくは【領域の選択AI】のどちらかで自動的にマスク領域を選択することができます。

【オブジェクトの選択AI】はカーソルが乗っている部分のオブジェクトを選択できます。

AI自動選択マスクのパネル

【領域の選択AI】は四角で囲んだエリア内のオブジェクトのみに対してマスク選択をします。写真内に複数のオブジェクトが存在する場合は、【領域の選択AI】で範囲を絞り込んだ方が効率的に作業を行う事ができます。

Nik Collection 9のAI自動選択マスク【領域の選択】

領域の選択でオブジェクトを絞り込むと効率的

フィルターのブレンドモード

Photoshopではお馴染みのレイヤーのブレンドモード(描画モード)ですが、Nik Collection 9のColor EfexとAnalog Efexでは、各フィルターに対してブレンドモードの選択ができるようになりました。乗算、スクリーン、オーバーレイ、ソフトライトなど18種類のモードから選択できるので、使い方によっては表現の幅がかなり広がりそうです。

DxO Nik Collection 9のブレンドモードの選択

ブレンドモードをプルダウンから選択可能

DxO Nik Collection 9のブレンドモード

カラーグレーディング

カラーグレーディングは、基本的な画像編集ソフトには一般的な機能ですが、Nik Collection 9のColor Efexにもカラーグレーディングのフィルターが追加されました。様々なエフェクトを掛けていくうちに色の微調整をしたい時に、Photoshopでやらずに、Color Efex内で完結させるのに便利かと思います。

操作は、シャドウ、中間、ハイライトのそれぞれの点を動かすだけの非常に直感的で簡単な操作で調整できるのが特徴です。

カラーグレーディングは直感的に操作可能

カラーグレーディングは直感的に操作可能

Nik Collection 9のカラーグレーディングフィルター

新規フィルター

ハレーション

ハレーション効果は、、Nik Collection 9のColor Efexに追加されました。ハイライト部分を滲まることができ、滲みの強さや広がり、色を変える事も可能です。

Nik Collection 9のColor Efexのハレーション効果

ハレーション効果でハイライト部分を滲ませる

色相シフト(クロマティックシフト)

色相シフト効果は、Nik Collection 9のAnalog Efexに追加されました。色ズレ的な効果を簡単に加えることができるフィルターで、レトロなアナログっぽさをおしゃれに表現するのに活用できそうです。

Photoshopで色相シフトを再現するには難易度が高そうですが、Nik Collection 9のAnalog Efexなら数個のスライダーを動かすだけで完成してしまいます。

Nik Collection 9の色相シフト

スライダーを調整するだけ

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Nik Collection 9の各プラグインの特徴と作例

Nik Collection 8に含まれる7種類のプラグインのそれぞれの特徴を作例と共にご紹介します

Nik Color Efex

Nik Color Efexは、写真に多彩なフィルターや効果を直感的に加えられるプラグインで、Nik Collectionの中でも特に使用頻度の高いツールです。PhotoshopやLightroomでは手間のかかる表現も、スライダー操作だけで簡単に実現できます。

一般的なワークフローとしては、まずLightroomでRAW現像と基本的な色調整を行い、その後の仕上げとして Nik Color Efexを使う流れが多いかと思います。

Nik Color Efexには50種類以上のエフェクトと、複数の効果を組み合わせた 30種類以上のプリセットが用意されています。最初は選択肢の多さに迷うかもしれませんが、実際に試しながら自分のスタイルに合うものを見つけていくのが良いと思います。

慣れないうちは、まずプリセットを適用し、そこから微調整したり別のエフェクトを追加してカスタマイズする方法がおすすめです。よく使うエフェクトはお気に入り登録でき、組み合わせを独自プリセットとして保存しておけば、次回以降の編集もスムーズになります。

Nik Color Efex

Nik Silver Efex

Nik Silver Efexは、写真を本格的なモノクロ表現へ仕上げるためのプラグインです。単純にモノクロにするだけではなく、明るさ・コントラスト・レベル補正・カーブ調整など、細部まで追い込める豊富な編集機能が備わっています。さらに 60種類以上のプリセットが用意されているため、好みの雰囲気に素早く仕上げられるのも大きな魅力です。

Nik Silver Efex

Nik Analog Efex

Nik Analog Efexは、フィルムカメラやトイカメラで撮影したようなアナログテイストの写真に加工できるプラグインです。色あせたビンテージ調の雰囲気を出したり、粒状感を加えたり、傷や汚れを重ねたりと、さまざまな質感を手軽に加工できます。

Nik Analog Efexにも豊富なプリセットも用意されており、まずは好みのスタイルを選んでからスライダーで微調整するだけで、誰でも簡単に完成度の高いアナログ風写真が作れます。本来Photoshopで同じ表現を行うには高度な知識が必要ですが、Nik Analog Efexなら数クリックでプロの様に仕上げられるのが大きな魅力です。

Nik Analog Efex

Nik Viveza

Nik Vivezaは色調を調整するプラグインです。自分の好みに合わせて調整できるのはもちろんですが、プリセットが用意されているので、瞬時に色味を調整することもできます。

ただし、Nik Vivezaの調整できる項目はLightroomやCameraRAWにほとんど備わっているので、あまり必要性は感じないかもしれません。

Nik Viveza

Nik Dfine

Nik Dfineは写真のノイズを軽減させるプラグインですが、ノイズ除去方法は昔ながらの方式なので最近のAIを使ったノイズ除去と比べると物足りなさを感じます。全体的にのっぺりとした仕上がりになってしまうので、過度なノイズ除去と言うよりは、軽いノイズ除去で使用するのがおすすめです。

Nik Dfine

Nik Sharpener

Nik Sharpenerは、写真のシャープネスを用途に合わせて細かく調整できるプラグインです。インクジェット印刷向けやモニター表示向けなど、仕上げ方に応じて最適なシャープ処理を施せます。画像全体をくっきりさせることも、一部分だけを強調することも可能で、最終的な画像サイズに整えた後の仕上げとして使うと特に効果を発揮します。

Nik Sharpener

Nik HDR Efex

Nik HDR Efexは、露出ブラケット撮影した複数枚の写真をHDR合成したり、1枚撮りの写真をHDR風に加工する為のプラグインです。ただし、LightroomやPhotoshopにもHDR合成機能があるので、一枚撮りをHDR風に加工するのであれば、Nik HDR Efexを使用するのもありかと思います。

Nik HDR Efex

Nik Collection 9の価格

Nik Collection 9は買い切り型のみで、新規購入の価格は22,900円、前バージョンから7もしくは8からのアップグレード版は、12,900円になります。一度購入すれば、追加料金なしで使い続ける事ができます。

新規ユーザー 22,900円
アップグレード(7 or 8) 12,900円

【DxO公式ウェブサイト】 Nik Collection 9の購入ページ

Nik Collection 9の無料お試しダウンロード

Nik Collection 9を是非試してみたいと言う方は、機能制限なしの30日間無料お試しができます!是非ダウンロードしてみて下さい。Emailを登録するだけの簡単手続きでOK!

【DxO公式ウェブサイト】 Nik Collection 9の無料お試しダウンロード

総評

今回バージョンアップしたNik Collection 9の最大の進化は、AIによるマスク機能です。特定の部分だけにマスクを使用する場合は、前バージョンではPhotoshopで作成したマスクを読み込ませる必要がありましたが、Nik Collection 9からはAIによるマスク選択でほとんどの作業が完結できるのは非常に効率的だと思います。

細かく部分補正ができるようになったNik Collection 9は、最強のレタッチツールに進化したのではないかと思います。個人的に長年愛用している無くてはならない写真編集ソフトウェアの一つです。

LightroomやPhotoshopで現像して、毎回同じような雰囲気の写真に仕上がってしまうカメラマンにとっては、Nik Collectionがおすすめです。アマチュアカメラマンだけでなく、プロの写真家にとっても写真レタッチの幅を広げるのに役立つので導入することをおすすめします。

DxO公式ウェブサイト

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※新規会員のみ
※2026年12月31日まで

Nik Collection 8 最強ツールで写真編集をレベルアップ
DxO Nik Collectionは海外で人気のある写真レタッチには欠かせないPhotohop用プラグインです。基本的なレタッチはLightroomなどで行い、仕上げにNik Collectionで個性や深みを加えて表現の幅を広げます。今回は2025年5月にバージョンアップしたDxO Nik Collection 8の新機能や主な特徴を作例と共にレビューします。
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