銘玉タムキューことTAMRON SP 90mm F/2.8 マクロレンズで夜景撮影

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オークランドの夜景 風景

マクロレンズと言うと小さいものを接写して撮影する為のレンズと思っている人が多いようですが、普通の風景写真などを撮っても全く問題ありません。銘玉タムキューことTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACROは、3万円前後のお手頃価格でありながらポートレート撮影にも向いていると言われています。今回はそんな銘玉タムキューを使って、ニュージーランドのオークランドの夜景を撮影してみました。

まずはタムキューで夕方の風景を撮影

オークランドの夜景スポットの一つ、デボンポートというエリアの小高い丘のMt Victoriaから撮影してみました。今回使用したカメラはニコンD7100です。DXフォーマット(APS-C)なので、タムキュー90mmのレンズだと35mm換算で1.5倍の135mm相当になります。

まずは夕方頃の柔らかい光で近くのメインストリートを絞りF2.8で撮影してみると以下の様な感じ。

Mt Victoriaから見たDevonport

NIKON D7100 (90mm, f/2.8, 1/400 sec, ISO100)
Mt Victoriaから見たDevonportのメインストリート

今度は、遠くに見えるオークランドのランドマークの一つハーバーブリッジを絞りF2.8で撮影。

Mt Victoriaからのハーバーブリッジ

NIKON D7100 (90mm, f/2.8, 1/1600 sec, ISO100)
Mt Victoriaから見えるハーバーブリッジ

いかがですか? マクロレンズでも綺麗に風景が撮影できるのが確認できると思います。

日没後のマジックアワーの夜景をタムキューで撮影

サンセットの後、街に灯りが付き始めてから三脚をセットし、対岸に見えるオークランドの街をTAMRON SP 90mmで撮影すると以下のようになりました。今度は全体をシャープにするため絞りF8に設定して撮影です。

オークランドの夜景

NIKON D7100 (90mm, f/8, 4 sec, ISO100)
Mt Victoriaからのオークランドの夜景

柔らかい印象のタムキューですが、F8まで絞った風景写真になると詳細部分までかなりシャープな写りになります。
以下が等倍で切り抜いた画像です。

等倍で切り抜いた中央部分

等倍で切り抜いた中央付近のスカイタワー

等倍の左部分

等倍で切り抜いた左下部分

中央付近のスカイタワーは、非常に良い解像力ではないでしょうか? そして四隅に近い左下付近の十分満足できる解像力です。

パノラマ用に縦位置で撮影

Mt Vctoriaからの眺めはオークランドのダウンタウンからハーバーブリッジまで見渡せる絶景スポットです。そんな絶景を一つに納めたかったのでパノラマ合成をするためカメラを縦位置にして撮影してみました。

オークランドの夜景

NIKON D7100 (90mm, f/8, 8 sec, ISO100)
縦位置でオークランドの夜景を撮影

結局、縦位置で少しずつずらしながら12枚ほど撮ったものをAdobeのLightroomでパノラマ結合したのですが、画像サイズが横幅21300ピクセル、TIFで書き出したらファイルサイズが710MBにもなってしまいました。画質は民家の部屋の中まで見えそうな位に非常にきれいで、位隅々までシャープに解像しています。マクロレンズのTAMRON SP 90mm F/2.8は古いレンズですが侮れません。

オークランドのパノラマ夜景

実は何でも撮れるマクロレンズのTAMRON SP 90mm F/2.8

マクロレンズのTAMRON SP 90mm F/2.8は単焦点レンズで画質が良く歪みが少ないのでマクロやポートレート以外の風景写真にも全然いけます。せっかくタムキューを持っているのにあんまり出番がなく眠らせている人は、是非、風景写真なども撮ってみてはいかがでしょうか? 新たなタムキューの素晴らしさを発見できますよ。