極寒の冬の撮影向け防寒カメラマングローブはミトン型がおすすめ

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極寒の冬の撮影向け防寒カメラマングローブはミトン型がおすすめ 便利グッズ

冬の写真撮影で一番辛いのが指先が冷たくなる事ではないでしょうか?厚手の手袋ではカメラの操作性が悪く撮影には不向きになってしまい、操作性に優れた暖かい冬用防寒カメラマングローブ選びに悩んでいる方は多いと思います。

今回は、しっかり防寒できて指先が冷たくならない冬の撮影におすすめのミトン型のカメラマングローブをご紹介します。

冬のカメラマングローブとしての条件

冬の写真撮影で最適なカメラ用グローブを色々と試行錯誤して沼にはまっているカメラマンは多いと思います。暖かさを優先するとカメラの操作性が悪くなり、逆に操作性を重視すると防寒対策が出来なかったりと、なかなか良いカメラマングローブが見つからないのが現状です。

冬の撮影用のカメラマングローブの条件は

  • カメラの操作性
  • 防寒性

指ぬきタイプの手袋は防寒・防水性に難あり

指ぬきタイプは、親指と人差し指がの先っぽが簡単に出せるようになっていて、カメラの操作性は非常に良いのが特徴です。実際に使ってみたことはあるのですが、指ぬきを閉じた状態でも隙間から冷気が入ってきてしまい、指先が冷たくなってしまうのが最大の弱点です。

指ぬきタイプは初冬程度の寒さなら問題ないですが、防寒性や防水性を考えると氷点下の様な極寒の冬の撮影では少し厳しいと言った印象です。

ただし、少し厚手の指ぬきタイプのカメラマングローブなら、別途でインナーグローブを装着するという方法もアリかと思います。防寒・防水を考えると寒冷地の冬の撮影では少し頼りなさは否めませんが…。

極寒の撮影でも暖かいミトン型手袋

色々と探した結果、冬の写真撮影用に購入したのが、カメラマン専用グローブではなく、ポンタペスと言うメーカーのスノーボード用のミトン型手袋です。このミトン型手袋は、手袋を脱がずに手の出し入れが可能なのが大きな特徴です。

スノーボード用なので耐水圧20,000mmあり、冬の写真撮影での防水性は十分で、防寒に関しても羽毛の1.5から2倍の保温性があるInsuloftと言う中綿素材が使用されているので軽量でありながら暖かさを保ってくれます。

手が出し入れできるミトン型手袋

手袋を脱がずに手が出し入れできるミトン型手袋の最大のメリットは、カメラの操作が必要な時だけ手を出して、それ以外は手袋に手を入れておけば暖かさを保つことができる点です。カメラを握ったり、三脚の調整、ファスナーの開閉などは、手を出さない状態でも可能なのでそれほど不便さは感じません。

ポンタペスのミトン手袋

ポンタペスのスノーボード用ミトン手袋

ファスナー付きのミトン手袋

大き目のファスナーから手の出し入れが可能

大き目のファスナーなので、手の出し入れもスムーズでカメラの操作性は抜群です。

ファスナーから手の出し入れが可能なミトン手袋

手袋をしたまま、ファスナーから手の出し入れが可能

ソニーa7シリーズの一眼カメラは、ボタン類が右側に集中しているので、右手が自由に動かせれば操作に支障はないかと思います。左側にあるボタンはC3(カスタムボタン)とMENUの二つだけで、手袋した状態だとMENUボタンが押しにくいので、押しやすい位置にあるC3をMENUボタンとして割り当てると、左手は手袋をしたままでも操作が可能になります。(MFにした際のピントの微調整は厳しいですが…)

カメラの操作もできるミトン手袋

ミトン手袋から手を出した状態でカメラの操作もできる

手を出し入れするファスナーはYKK製の防水ファスナーを使用しているので浸水の心配はありません。

YKK製の防水ファスナー

YKK製の防水ファスナーで浸水の心配はない

ファスナーを開けるのは簡単ですが、閉める時にコツが必要で慣れるま閉めにくいのが難点です。また、ファスナーの取っ手が小さくグローブをはめた状態だと掴みにくいので、少し改造して大き目の取っ手を足してみました。

大き目の取っ手

大き目の取っ手

フリース素材のインナーが付属していますがタッチパネル非対応な点が少し残念です。別途でタッチパネル対応のもう少し暖かそうなインナーグローブにアップグレードしても良いかもしれません。

付属のインナーグローブ

フリース素材のインナーグローブ

まとめ

冬の撮影時の悩みの種となる指先の冷たさは、手の出し入れができるミトン型の手袋が解決してくれそうです。一冬使ってみての耐久性や使い勝手などの不満点が出てくるかもしれませんが、とりあえずは冬用カメラマングローブ沼から脱出できたような気がします。

カメラマン用に特化した防寒ミトン型手袋は、海外メーカーからは発売されているようですが、現時点では日本のメーカーからは発売されていないようなので、今後期待したいところです。