お洒落な2気室リュック型カメラバッグ、VSGOブラックスナイプ

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

お洒落なリュック型カメラバッグ、VSGOブラックスナイプをレビュー カメラ・機材

カメラバッグには様々な種類がありますが、リュック型の2気室タイプのカメラバッグが機能的で使い勝手が良くおすすめです。カメラのクリーニング製品を扱うVSGO社が発売した 『ブラックスナイプ』というカメラバッグは、お洒落で高級感漂うデザインが目を引きます。

今回は、CTJ株式会社様よりご提供いただいた、VSGO社のカメラバッグのブラックスナイプ V-BP01をレビューしたいと思います。

カメラバッグ『ブラックスナイプ』の特徴

VSGO社はセンサークリーナーやブロアーなどカメラクリーニング関連の製品を扱っている会社で、機能性はもちろんですがデザインにもこだわっているのが特徴です。そんなVSGO社が発売したカメラバッグ『ブラックスナイプ』は期待を裏切らないお洒落でスタイリッシュな仕上がりになっています。

スペック

ブラックスナイプのカタログ上のスペックは、容量20リットルで、丁度良いサイズ感のリュック型の2気室タイプのカメラバッグになります。

  • サイズ:幅26.6 x 奥17.5 x 高45.3 cm
  • 容量:20リットル
  • 重量:1.75kg

カメラバッグVSGOブラックスナイプ

1層式にもなる上下2気室タイプ

ブラックスナイプは、下部にカメラとレンズ、上部はカメラ以外の荷物を収納できる上下2気室で分けて使う2層式のリュック型のカメラバッグですが、真ん中の仕切りを外して1層式として使う事も可能です。

お洒落な見た目なので仕切りを外してカメラバッグではなく、普段使いのリュックとして使用しても良いかもしれません。

上下2気室のカメラバッグ

カメラバッグ下部のカメラ収納部分

上蓋を開けると上部に簡単にアクセスでき、ジンバルやドローンが入る程の大容量のスペースがあります。ただし、上部には仕切りが取り付けできないので、カメラ&レンズの収納には向いていない作りになっていますが、逆にかさばる服なども入れやすく自由に荷物が収納でき使い勝手は良いと思います。

カメラバッグ上部の収納部分

カメラバッグ上部の収納スペース

カメラ収納部分へのアクセス

カメラ収納部分にアクセスできるのは、背面と側面の2カ所になります。側面からカメラにアクセスできるので、バッグを下ろさずにカメラを取り出せて非常に便利です。

側面からカメラにアクセスできる

バッグ側面からカメラにアクセスできる

強力な撥水力で雨でも安心

一般的なカメラバッグはナイロン製が多いのですが、ブラックスナイプはTPU生地で強力な撥水力があります。また外部のファスナーはYKK製の防水対応のものなので多少の雨ならバッグ内部に水が浸入する心配も無さそうです。

YKK製の防水ファスナー

YKK製の防水ファスナー

ただし、完全防水ではないので、激しい雨の場合は、付属のレインカバーで雨対策をする必要はあります。

上蓋はダイヤル式の磁力バックル

ブラックスナイプの上蓋は、特徴的なダイヤル式の磁力バックルを採用していて、片手で簡単に開け閉めが可能になります。

ダイヤル式の磁力バックル

ダイヤル式の磁力バックル 開いた状態

ノートPCも収納可能

ブラックスナイプには、タブレットとノートPCを収納するポケットが別々で用意されています。ただし、ノートPC用のポケットは幅が約26センチで伸縮性があまりないので、PCの厚さを考慮すると12か13インチ位が限界かと思います。試しに15.6インチのPCは残念ながら入りませんでした。厚みの分が伸縮するような作りだと良いかもしれません。

ノートPC用収納ポケット

ノートPC用収納ポケット幅26cm、タブレット幅20cm

収納ポケットが満載

バッグの側面や内部には収納ポケットが多数あり小分けになっていたりするので、カメラアクセサリーはもちろん、スマホや財布など身の回りの小物を入れる事も可能で、非常に便利な作りになっています。収納スペースに困ることが無いと思います。

三脚はサイドに取り付け可能

三脚はサイドに取り付け可能ですが、片方だけがカメラ収納スペースにアクセスできるようになっているので、その反対側に取り付けて使うのが良さそうです。サイドポケットも大き目なので、中型三脚なら全く問題なく収納することができます。

三脚を取り付けた状態

三脚はサイドに収納可能

便利なコインドライバー付き

L型ブラケットや三脚プレート、クイックシューなど、コインでネジを締めたい場合に便利なコインドライバーが付いています。わざわざ財布からコインを取り出す手間が省けるのは非常にありがたい細かな気遣いかと思います。

便利なコインドライバー付き

どれ位の機材が入る?

カメラバッグとして重要なのがカメラ機材の収納力です。実際にブラックスナイプにどれくらいの機材が入るのか試してみました。

ブラックスナイプのカメラ収納部分のサイズは幅26.5 x 奥17.5 x 高20センチ前後になります。

カメラはミラーレス一眼ソニーα7R IV(フルサイズ機)に標準ズームレンズ24-105mmを付けた状態で、長さは18.5cm位になります。

カメラ1台、レンズ4~5本

カメラ1台に標準ズームを付けた状態で、その他レンズ3~4本位なら余裕で収納できる大きさです。標準ズーム、広角ズーム、単焦点レンズなどの組み合わせなら全く問題ないかと思います。カメラ2台、レンズ3本位でも大丈夫そうです。

カメラバッグ収納例

ソニーα7R IVに24-105mm、Sony 50mm、Tamron 17-28mm、Samyang MF 24mm、Samyang AF 24mm

カメラ1台、望遠ズームレンズ1本、他レンズ2本

カメラ1台に標準ズームを付けた状態で、望遠ズームレンズと、あと1本がぴったり収納できる大きさです。大三元レンズなどサイズが大きいレンズがある場合は、配置の組み合わせに工夫が必要かもしれません。

望遠ズームとレンズ2本

ソニーα7R IVに24-105mm、Sigma 100-400mm、Tamron 17-28mm

試しにシグマの100-400mmの望遠ズームをカメラに付けた状態でも収納できました。長さが26.5センチでジャストサイズで、標準ズーム、広角ズーム、更にもう一本収納することも可能です。望遠レンズによってはカメラ本体に装着したままだと厳しい場合もありそうです。

望遠ズームと他3本

ソニーα7R IVにSigma 100-400mm、Sony 24-105mm、Tamron 17-28mm、Samyang MF 24mm

残念な点

インナーが黒色で内部が見えにくい

黒色に統一されてお洒落なのですが、カメラバッグのインナーが黒色だとカメラやレンズも黒色なので、薄暗い場所だと内部が見えにくいのが難点です。カメラバッグのインナーは、明るめのグレーや赤、オレンジ、水色などの色だと見えやすくなり、より実用的になるかと思います。

ウエストベルトがない

カメラ機材を詰め込むと結構な重量になるので、重さを分散してくれるウエストベルトがあると腰や肩への負担が軽減されるので良いかもしれません。

総評

VSGOのブラックスナイプのサイズ感は大きすぎず小さすぎずの丁度良い感じで、フルサイズのミラーレス一眼カメラ1台、レンズ4本程度が入り、収納力は必要十分です。また、2気室タイプなので、カメラ機材以外の収納スペースに余裕があり、使い勝手は非常に良いと思います。

初めてカメラバッグを買う初心者の方はもちろんですが、お洒落で高級感のあるカメラバッグを探している方にもおすすめです。

販売元:CTJ株式会社

ひと回り小さい16L版のブラックスナイプのレビュー記事もあります。

お洒落なカメラバッグVSGOブラックスナイプに16L版が追加
VSGO社のお洒落なリュック型カメラバッグ『ブラックスナイプ』に16L版が追加されました。基本的なブラックスナイプの高級感あるデザインはそのままで、一回り小さく機動性に優れたカメラバッグに仕上がっています。今回は、VSGO社のカメラバッグのブラックスナイプ 16LのV-BP02をレビューします。

ショルダー型の6L&3Lのブラックスナイプのレビュー記事もあります。

お洒落&高品質なVSGOショルダー型カメラバッグ6L&3Lレビュー
VSGO社のお洒落なカメラバッグ『ブラックスナイプ』シリーズにショルダー型の6Lと3Lが追加されました。ブラックスナイプの高級感あるデザインをそのままショルダーバッグにした感じでこだわりを感じる仕上がりです。今回は、CTJ株式会社様よりご提供頂いたVSGO社のカメラバッグ『ブラックスナイプ』 のショルダー型6Lと3Lをレビューします。
カメラ・機材
この記事を書いた人
Tomoya Osa

新潟在住の写真家&グラフィックデザイナー。約19年間住んでいたニュージーランドの絶景を写真に残そうと思ったのが写真を始めたきっかけで、風景写真、星空と天の川の星景写真を中心に撮影。写真やカメラに関する情報をわかりやすく解説し発信しています。

フォローする